今日は、トンボの羽の模様”ボロノイパターン”を取り入れたモデリングについて書きたいと思います。
今回はRhinocerosとGrasshopperを利用してモデリングしていこうと思います。(grasshopperについてはUTBさんがこちらの記事で分かりやすく説明されています)
※フリーソフトのmeshlabでもボロノイをつくれますね。youtubeにチュートリアルがありました。
それではつくっていきましょう!
STEP.01【元になるお皿の形をつくる!】
まずベースになるお皿をモデリングしていきましょう。
Rhinocerosを開き、おおまかなお皿のサイズを決めます。
今回は200x200x50mmくらいのボリュームでつくっていこうと思います。
次に多角形ツールで6角形を描きます。
それを押し出しツールを使って上方向に50mm押し出します。
六角柱が出来ました。
次にソリッドの点を表示を使い六角柱の頂点を表示させましょう。
表示させた点の底面部分の6点を選択して
2Dスケールツールを使って二次元方向に縮小させます。
お皿の外形が出来ました。
6角形のお皿です。
この6角形のお皿をコピーして複製しましょう。
複製したものをちょっと上にずらして、、
ブール演算:差を使って削ります。
中のくぼみが出来ました。
でもなんかちょっとフチが太いですね。。
もう一度ソリッドの点を表示ツールを使って、フチの内側の六角の大きさを調整します。(2Dスケールツールを使って二次元方に拡大します)
最終的にこんな感じになりました。
なんかずっと灰色の画像でごめんなさいw 春なのに
ベースとなるお皿のモデリングはこれで終了です。
最後に綺麗な動画貼っておきます。Cristóbal VilaさんのNature by Numbersです。
2分30秒あたりからボロノイの作図方法が見れます。(トンボも出てきます!)
とっても綺麗なので全部見るのをオススメします!
次回はこのお皿を元にGrasshopperでボロノイ化させていきます。